
光回線再利用とは?光回線再利用承諾番号による手続きも解説

「光回線再利用とは、どのような乗り換え方法?」
「光回線再利用承諾番号はどこで取得し、いつまでに使えばいい?」
こう考える人はこの記事を見てくださいね。
もりこんにちは!当サイト管理人のもりです。
当記事では、光回線再利用の仕組みや利用条件、承諾番号による乗り換え手順を解説します。
この記事の内容
- 光回線再利用とは何か?
- 光回線再利用が対象になる回線・住宅・設備の条件
- 光回線再利用承諾番号の取得方法と有効期限
- 光回線再利用の工事と費用
- 光電話・テレビ・ONUなどの扱い
- BIGLOBE光の光回線再利用について
【2026年8月現在】
他社回線からBIGLOBE光へ乗り換える光回線再利用の申し込みは、システムトラブルにより停止しています。
一方、BIGLOBE光から対象回線へ乗り換えるための承諾番号発行は受け付けています。詳しくは記事後半で解説します。
目次
光回線再利用とは


光回線再利用とは、対象の光コラボとシェアドアクセス回線との乗り換えで、利用中の回線設備を再利用する手続きです。
2025年2月26日に始まった制度で、「シェアドアクセス回線から光コラボへ」と、「光コラボからシェアドアクセス回線」の両方の乗り換えで利用できます。(詳細)
シェアドアクセス回線とは?
シェアドアクセス回線とは、NTT東西の光ファイバー(ダークファイバーなど)を独自設備と組み合わせて提供する光回線のことです。
NTTの回線網をそのまま使う「光コラボ」とは異なり、独自回線とも呼ばれます。
光コラボもNTT東日本・西日本の光ファイバーを利用しますが、設備はフレッツ光のものを利用します。
そのため、光コラボとシェアドアクセス回線は、同じNTT東西の光ファイバーを使っていても、回線を提供する仕組みが異なります。
【光コラボとシェアドアクセス回線のちがい】
| 比較項目 | 光コラボ | シェアドアクセス回線 |
|---|---|---|
| 利用する光ファイバー | NTT東日本・西日本の光ファイバー | NTT東日本・西日本のダークファイバーなど |
| 設備 | フレッツ光の設備 | 各事業者の独自設備 |
| 提供の仕組み | フレッツ光の回線を借りて提供 | 光ファイバーと独自設備を組み合わせて提供 |
| 一般的な呼び方 | 光コラボ | 独自回線 |
なお、NTT東日本・西日本以外の設備を使う独自回線が、すべてシェアドアクセス回線に該当するわけではありません。
引込線・屋内配線を再利用して回線を切り替える
光回線再利用で再利用するのは、電柱から建物内へ引き込まれている引込線や屋内配線などの回線設備です。
利用中の引込線を変更先でも使えるため、新しい引込線の設置工事や、利用中の引込線の撤去工事が不要になる可能性があります。
ただし、再利用するのは回線設備であり、現在の契約や光電話、ONUなどはそのまま引き継ぎません。
設備の状態によっては引込線を再利用できず、新設工事や撤去工事が必要になる場合もあります。
変更元は解約となり変更先とは新たに契約する
光回線再利用では、変更元の回線契約が終了し、変更先の回線とは新たに契約を結びます。
契約だけを別の事業者へ移す手続きではなく、引込線などの設備を再利用した新規契約と考えると分かりやすいです。
乗り換え手続きは、変更元から「光回線再利用承諾番号」を取得し、変更先へ伝えて申し込みます。
光回線再利用承諾番号を取得した時点で、変更元の回線が直ちに利用できなくなるわけではありません。
ただし、変更元によっては番号発行と同時に解約受付が進みます。
通常の単独解約や回線廃止を先に申し込まず、光回線再利用の転出手続きとして進めましょう。
光回線再利用と転用・事業者変更・新規契約の違い
光回線再利用と転用・事業者変更・新規契約の違いをまとめました。
それぞれ、変更元と変更先の組み合わせによって呼び方が変わります。
| 手続き | 乗り換え | 利用する番号 |
|---|---|---|
| 光回線再利用 | 光コラボと対象シェアドアクセス回線 | 光回線再利用承諾番号 |
| 転用 | フレッツ光から光コラボ | 転用承諾番号 |
| 事業者変更 | 光コラボから別の光コラボ | 事業者変更承諾番号 |
| 新規契約 | 上記以外の乗り換え | 不要 |
例えば、光コラボ同士の乗り換えは、光回線再利用ではなく事業者変更です。
名前が似ている承諾番号でも用途は異なるため、変更元と変更先の組み合わせに合った番号を取得してください。



光回線再利用は、光コラボと対象シェアドアクセス回線との間で、引込線などを再利用する乗り換え方法です。
光回線再利用を利用できる条件
光回線再利用は、すべての光回線や住宅で使えるわけではありません。
変更元と変更先の回線、契約タイプ、住所、設備の条件をすべて満たす必要があります。
対象は光コラボとシェアドアクセス回線の間の乗り換え
光回線再利用の対象になるのは、光コラボとシェアドアクセス回線との間の乗り換えのみです。
また、変更元と変更先の両方が制度に参加し、光回線再利用を受け付けていなければなりません。
【光回線再利用を利用できる組み合わせ】
- 対象シェアドアクセス回線から光コラボ
- 光コラボから対象シェアドアクセス回線
参加事業者は、NTT東日本またはNTT西日本の公式サイトで確認できます。
ファミリータイプ・同一住所での切り替えが対象
光回線再利用を利用できるのは、ファミリータイプを同じ設置住所のまま切り替える場合です。
現在の回線契約に登録されている住所と、変更先へ申し込む住所を一致させる必要があります。
マンションタイプ・移転・設備を新設する場合は対象外
建物の種類にかかわらず、マンションタイプを契約している場合は、光回線再利用の対象外です。
また、引越しで設置住所が変わる場合や、現在の引込線を変更先で利用できない場合も、光回線再利用としては切り替えられません。
ただし、光回線再利用の対象外でも、通常の新規契約で乗り換えられる可能性があります。
変更先の回線事業者に設備状況を確認し、新設工事で申し込めるか問い合わせましょう。



「光回線再利用の対象事業者だから必ず使える」とは限りません。
サービス・プラン・契約タイプ・住所・設備まで確認してくださいね。
光回線再利用承諾番号とは?
光回線再利用承諾番号とは、光回線再利用で乗り換える際に、契約者本人が現在契約中の回線事業者から取得し、変更先へ伝える11桁の番号です。
光回線再利用による乗り換えを申し込むときに必要となり、以下のような形式で発行されます。
出典:GMOとくとくBB「光回線再利用のお手続き」
光回線再利用承諾番号の有効期限は15日間
光回線再利用承諾番号の有効期限は、通常、発行日を含めて15日間です。
有効期限内に変更先へ番号を伝え、光回線再利用による申し込みを済ませます。
NTT東日本・西日本のシステム上は、NTTから事業者へ番号が発行された日から15日間で計算されます。
利用者へ番号が通知された時点で15日間すべてが残っているとは限らないため、変更元から案内された期限を優先し、取得後は早めに申し込みましょう。
変更先によっては「有効期限まで一定の日数が残っていること」を申込条件としているため、有効期限の最終日まで申し込めるとは限りません。
期限切れ・再発行・発行できない場合の対処
有効期限内に変更先へ申し込まなかった場合は承諾番号が失効し、変更元への再発行依頼が必要です。
契約情報に不備がある、料金の未払いがある、利用環境が対象外になっているなど、変更元の条件によっては番号を発行できない場合があります。
番号が失効した場合の旧契約の扱いや、発行できない理由と必要な対応は変更元によって異なります。
現在契約している回線事業者へ確認してください。



光回線再利用承諾番号は、変更元から取得し、15日間の有効期限内に変更先へ伝える番号です。
光回線再利用で乗り換える手順


光回線再利用は、変更元で承諾番号を取得してから変更先へ申し込みます。
変更元へ通常の単独解約や回線廃止を先に申し込まず、次の順番で手続きを進めましょう。
①変更元から「光回線再利用承諾番号」を取得する
現在契約している回線事業者へ連絡し、光回線再利用で乗り換えることを伝えます。
契約者名、契約住所、連絡先などによる本人確認後、光回線再利用承諾番号が発行されます。
窓口や発行までの日数は事業者によって異なります。
変更元の光回線再利用(転出)手続きとして承諾番号を取得してください。
②15日以内に変更先の回線へ申し込む
取得した承諾番号の有効期限内に、変更先の回線事業者へ申し込みます。
申し込み時には、光回線再利用を利用すること、承諾番号、現在の設置住所などを伝えてください。
申し込み内容と設備状況を確認した後、変更先から切替工事日や必要な機器が案内されます。
有効期限が迫っていると手続きを完了できない可能性があるため、承諾番号を取得したら続けて申し込みましょう。
③切替工事とインターネットの接続設定を行う
切替工事日になると、利用中の引込線を変更先の回線設備へ切り替えます。
立ち会い工事が必要になる場合は、変更先から案内された条件を満たし、工事内容を確認・判断できる人が在宅してください。
工事後は、変更先から案内されたONUなどの機器と、必要なルーターを接続し、パソコンやスマートフォンで通信できるか確認します。
光電話を申し込んだ場合は、電話の発着信も確認しましょう。
④変更元の解約を確認し、レンタル機器を返却する
変更先の開通後、変更元の回線契約が終了しているか確認します。
変更元の回線契約は切り替え完了に伴って終了しますが、回線と別契約になっているオプションサービスなどは、利用者による解約が必要な場合があります。
変更先でインターネットを利用できることを確認してから、別契約のオプションの解約や、レンタル機器の返却を行ってください。
返却対象や期限は変更元から届くメール、SMS、回収キットなどで確認しましょう。



手順は、承諾番号の取得→変更先への申し込み→切替工事→解約確認・機器返却の順番です。
光回線再利用の工事内容と費用
光回線再利用では、建物へ引き込まれている光ファイバーを再利用しますが、変更先の回線へ切り替える工事は必要です。
工事内容や費用は、変更先の事業者と自宅の設備状況によって異なります。
工事内容|引込線を再利用し、ONUなどを変更先の機器へ切り替える
光回線再利用では、建物への引込線と、利用可能な屋内配線・光コンセントをそのまま利用します。
一方で、ONU・ホームゲートウェイなどの機器は交換となります。
ルーター・パソコン・スマートフォンは、再設定が必要です。
| 対象・作業 | 基本的な扱い |
|---|---|
| 光回線の切り替え | 事業者側で行う |
| 建物への引込線 | そのまま使う |
| 屋内配線・光コンセント | そのまま使う |
| ONU・ホームゲートウェイ | 交換する |
| 自前のルーター・パソコン・スマートフォン | 再接続・再設定する |
ONUやホームゲートウェイは、工事担当者が設置する場合と、変更先から届いた機器を利用者が接続する場合があります。
変更元から借りていたONU・ホームゲートウェイなどは、切り替え後に案内された方法で返却します。
※既存の屋内配線や光コンセントを利用できない場合は、配線の引き直し、露出配線、穴あけ、光コンセントの再設置などが行われることがあります。引込線自体を再利用できない場合は、通常の新規工事へ変更される場合があります。
光回線再利用の受入手数料と工事費がかかる
光回線再利用で独自に発生する主な費用は、変更先の受入手数料・手続費と工事費です。
| 費用 | 主な内容 |
|---|---|
| 光回線再利用の受入手数料・手続きの費 | 変更先が光回線再利用による申し込みを受け付け、回線の切り替え手続きを行う費用 |
| 光回線再利用工事費 | 引込線の再利用、変更先の開通、ONUなどの設置・接続にかかる費用 |
費用の名称や金額、割引の有無は変更先によって異なります。
また、工事日を土日休日に指定する場合や、光電話・テレビの工事、通常とは異なる宅内作業が必要な場合は、追加工事費がかかることがあります。
これとは別に、変更元の契約状況によっては、契約解除料や工事費残債、レンタル機器の返却費・未返却費用などが発生します。
これらは光回線再利用独自の費用ではなく、変更元の解約に伴う費用です。



光回線再利用では引込線を再利用しますが、変更先への切替工事と受入手数料・工事費が発生する場合があります。
光電話・テレビ・ONUなどはそのまま引き継げる?
光回線再利用で引き継ぐのは、引込線や屋内配線などの回線設備です。
光電話やテレビの契約は自動で引き継がれず、変更元からレンタルしているONU・ホームゲートウェイ・ルーターは返却するのが基本です。
光電話の番号は自動で引き継がれない
現在の固定電話番号を残したい場合は、変更先へ引き継げるかを確認します。
引き継ぎに対応している場合は、光回線再利用とは別に、変更先へ番号ポータビリティを申し込む必要があります。
変更先によっては、光回線再利用と同時に電話番号を引き継げない場合もあります。
光電話を先に解約すると番号を失うので、光回線再利用を申し込む前に変更先へ引き継ぎ可否を確認しましょう。
光テレビやオプションサービスは変更先での手続きが必要
変更元の光テレビやセキュリティ、メールアドレスなどのオプションは、光回線再利用によって自動的に引き継がれるわけではありません。
変更元の解約と同時に終了するサービスもあれば、別契約として残るサービスもあります。
引き続きテレビサービスを利用したい場合は、変更先の対応状況を確認し、必要に応じて新たに申し込んでください。
レンタルしたONU・ホームゲートウェイ・ルーターは返却する
変更元のレンタル機器は返却し、変更先から指定された機器へ交換するのが基本です。
光回線再利用で再利用するのは引込線などの回線設備であり、レンタルしているONUやホームゲートウェイ、ルーターではありません。
返却方法は機器の貸出元によって異なります。
NTT東日本・西日本のロゴが入った機器は工事担当者が回収するか、回収キットを使って返送します。
変更元の事業者から借りたルーターなどは、事業者から届く返却案内に従って返送してください。
切替工事前に自己判断で機器を取り外したり返却したりせず、切り替え後に案内された方法で返却しましょう。



光電話の番号・テレビ・オプションは自動で引き継がれません。
また、レンタルしていたONU・ホームゲートウェイ・ルーターは基本的には交換となりますので、返却が必要です。
BIGLOBE光の光回線再利用による乗り換え
BIGLOBE光の光回線再利用は、他社回線から乗り換える場合と、BIGLOBE光から他社回線へ乗り換える場合で受付状況が異なります。
他社回線からBIGLOBE光への光回線再利用は受付停止中
2026年8月現在、他社回線からBIGLOBE光へ乗り換える光回線再利用の申し込みは停止中です。
システムトラブルにより当面の間停止すると案内しており、受付再開日は公表されていません。
なお、受付停止中の公式ページには、ファミリー1ギガタイプとファミリー10ギガタイプを対象として、次の費用が掲載されています。
| 費用 | 公式ページの掲載額 |
|---|---|
| 光回線再利用受入手数料 | 7,700円 |
| 工事費 | 22,000円 |
| 土日休日工事費 | 3,300円加算 |
BIGLOBE光へ乗り換えたい場合は、光回線再利用を使わず、通常の新規契約と解約で乗り換えてください。
BIGLOBE光から他社回線へは承諾番号を取得して乗り換える
BIGLOBE光から対象シェアドアクセス回線へ乗り換えるための承諾番号発行は、現在も受け付けています。
BIGLOBE光から光回線再利用で乗り換える手順は、次のとおりです。
【BIGLOBE光から光回線再利用で乗り換える手順】
- BIGLOBE公式ページで電話受付を予約する
- 予約時間にかかってくる電話で本人確認を受ける
- 受付翌日までにメールで承諾番号を受け取る
- 発行日を含む15日以内に変更先へ申し込む
- 変更先の開通後、BIGLOBE光が自動解約される
変更先の開通後は、NTT東日本・西日本またはBIGLOBEから届く回収・返却案内に従います。
ONU・ホームゲートウェイ・VDSLモデムや、BIGLOBEのレンタルルーターなどが返却対象です。
BIGLOBEメールなど回線以外のサービスを残したい場合は、光回線再利用の完了後に届く書面やメールから、BIGLOBE会員契約を継続する意思表示を行います。
継続の意思表示をしなかった場合は、通常、光回線再利用の完了から約2カ月後にBIGLOBEの退会処理が行われます。



BIGLOBE光への光回線再利用は停止中ですが、BIGLOBE光から対象回線への転出手続きは受け付けています。
まとめ
光回線再利用とは、光コラボと対象シェアドアクセス回線との間で、現在の引込線や屋内配線を再利用して乗り換える制度です。
最後に、この記事の内容をまとめます。
この記事のまとめ
- 光回線再利用は、光コラボと対象シェアドアクセス回線との間で利用する
- ファミリータイプ・同一住所・対象設備などの条件を満たす必要がある
- 光回線再利用承諾番号は変更元から取得し、発行日を含む15日以内に変更先へ申し込む
- 引込線を再利用しても切替工事を行い、工事費用や変更手数料が発生する
- 光電話・テレビ・ONUなどは自動的に引き継がれない
- BIGLOBE光への光回線再利用は受付停止中だが、BIGLOBE光からの転出は受付中
BIGLOBE光へ乗り換える方法は、BIGLOBE光の乗り換えページで確認してください。


